新たな集客チャネルを生み出すバナー広告の考え方

こんにちは、定額の集客代行サービス『BBマルケ』代表の鈴木です。
リスティング広告を攻略した方は、次に新たな集客チャネルを模索されると思います。
しかし、バナー広告やディスプレイ広告と言われるチャネルには足を踏み入れにくいのではないでしょうか。
KWと広告文を軸に集客してきた方からすると、バナーと呼ばれるクリエイティブで集客するというのはハードルが高く思えるでしょう。
そんな方でもご安心下さい。
新たな集客チャネルを生み出すバナー広告の考え方と3つのステップで行う作り方があります。
それをこの記事でご紹介したいと思います。
目次
新たな集客チャネルを生み出すバナー広告の考え方

コンバージョンを獲得するバナー広告には作り方がありますが、その前に下記の1,2をまずは整える必要があります。
1.リンク先のLP(ランディングページ)のCVRを高める
2.ターゲティング精度の高い媒体に出稿する
3.ターゲットに響くクリエイティブを作る
1つずつ簡単にご説明します。
リンク先のLP(ランディングページ)のCVRを高める
リスティング広告で、ある程度の集客が出来るようになった前提でお話を進めます。
例えば、広告経由のCVRは3%ほどを目安に考えてもらえると良いかと思います。
LP(ランディングページ)のCVRが3%ほどであれば、バナー広告でのCVRは1%ほどは獲得できると思います。
しかし、LPのCVRが1%ほどであれば、バナー広告でのCVRはその3分の1、つまり0.33%ですので、効率があまり良くありません。
そういった場合は、まずはLPの改善ではまずCV地点を増やしたほうがいい理由をご覧いただきLPの改修を行うところから始めて下さい。
後々で非常に効果的に作用しますので、面倒臭がらずにLPのABテストを行うのが吉です。
ターゲティング精度の高い媒体に出稿する
ディスプレイ広告の出稿先としては、GDN・YDN・フェイスブック広告といくつかあると思いますが、おすすめはフェイスブック広告です。
理由は何と言っても『ターゲティング精度が高い』からです。
コンバージョンというのは、
①ターゲティング精度 x ②集客数 x ③LPの訴求力 という3つの要素の掛け算ですので、
①のターゲティング精度が強い媒体を選ぶだけで成果を出す確率が高まります。
ターゲットユーザーがフェイスブックを利用しない層であれば話は別ですが、一定数フェイスブックを使っているだろうと予測が立つのであればまずはフェイスブック広告から攻めてみてはいかがでしょうか。
ターゲットに響くクリエイティブを作る
そして、何と言っても重要になるのがバナークリエイティブです。
このバナー制作を成功させられるかどうかが、マーケターの腕の見せ所といっても過言ではありません。
今までは、リスティング広告という文字で伝える技術を磨いてきたと思いますが、
文字では伝えきれる情報が限られています。
一方で、文字に比べて非常に多くの情報を組み込むことが可能なため、バナー広告の場合は、イメージで伝える技術を磨くことになります。
<考えるポイント下記3つ>
・カラー
・写真素材
・テキスト
リスティング広告のようにテキストでしか伝えられないことも、バナーでは色、素材、テキストの3つの要素で情報を伝えることが出来ます。
バナー広告初心者の方は、大きく分けるとこの3つの要素に着目して、バナーを企画すると良いです。
バナー広告の3つの要素を成功に導く3ステップ

バナー広告のメインカラーはどうするか?
色には印象というものがあります。
最低限、下記の知識くらいは知っておいて損はないはずです。
赤が与える印象
概要:
非常にインパクトが強く、最も目立つ色で、強調したいテキストや、コンバージョンボタン(CTAボタン)などに使うと効果的。
また、食欲増進の色として、飲食系サービスで使われることが多い。
イメージ:
注意、警戒、怒り、破壊、エネルギッシュ、興奮、活力、情熱、元気
青が与える印象
概要:爽やかでクールな色で、信頼感を出せる色。ビジネス色を増やしたい時に使われるので、企業HPなどによく用いられる。
食欲を下げる色でもあるので、飲食系サービスでは使われない。
イメージ:
冷静沈着、集中力、爽やか、信頼感、清潔感、誠実さ
緑が与える印象
概要:刺激が非常に少なく、柔らかな印象を与える色。リラクゼーションやマッサージ、健康系のサービスやエコを表現する際によく使われる。
イメージ:
安全、安心、癒やし、リラックス、平和、調和、強調
オレンジが与える印象
概要:親しみや暖かさを与える色。リラクゼーションや整体、または家族的な印象を与えられるのでファミレスなどで利用される。
イメージ:
家庭的、陽気、活動的、ポジティブ、元気、健全、高揚
黄色が与える印象
概要:最も明るい色で、目立つ色。人の注意を喚起する際に使われる。黒と併用すると危険であることが伝わる。
イメージ:
明るさ、希望、好奇心、幸福、知性、個性的
ピンクが与える印象
概要:若い女性的な印象が強い。美容系や若い女性向けサービスで使われる。
イメージ:
女性的、幸福、甘さ、美容、感謝、ロマンティック、幼さ、優しさ
紫が与える印象
概要:高級感や格式高さ、神秘性を印象つけられる色。使い方が難しいのであまり使われない。占いや葬儀社で使われることが多い。
イメージ:
神秘的、高貴さ、気品、優雅さ
黒が与える印象
概要:かっこよさ、高級感、力強さ、男性的な印象を与えられる色。時計、車、ハイブランド商品に使われる。
イメージ:
男性的、高級感、力強さ、かっこよさ、権威
白が与える印象
概要:清潔さ、純真さ、クリーンな印象を与えられる色。暗い色を引き立てるときに使われる。
イメージ:
純粋、純真、清潔、クリーン、透明感
こういった知識を元に、自社のサービスと相性の良いものをメインカラーとして設定していくと良いでしょう。
余談:女性は『赤』に弱い!?
余談ですが、女性は赤に対する感覚が非常に優れていると言われます。
男性が感じる赤は数種類ですが、女性が感じとれる赤は20~30種類くらいだと言われているようです。
つまり女性は赤色に対する感受性が非常に高いので、女性向けのサービスであれば赤系をメインカラーにするのが良いと思います。
男性向けの場合は、青色に惹きつけられる傾向があるようです。
こういった、ターゲットの性別によって惹きつけやすい色があるというのは知識として知っておくのが良いかと思います。
写真素材はどうするか?
無料素材を使うべきか、有料素材を使うべきかという問題がありますが、予算がないなら無料素材でも良いでしょう。
ただし、無料素材は多くのバナーで使用されているため、既視感を持たれる可能性があります。
バナーは、「どこかで見たことがある」と思われたらクリック率がガクっと下がりますので、希少であることの重要性を理解して頂いた上で、出来れば有料素材を使って頂くのが良いかと思います。
そして実際の写真素材ですが、以下7パターンあると思います。
①人物写真
(男性、女性、老人、子供、若い人など)
②風景写真
(山、川、海、湖、春、夏、秋、冬、建物、テーブル、会議室など)
③動物
(猫、犬、亀、カエルなど)
④赤ちゃん
(人間の赤ちゃん、動物の赤ちゃん)
⑤植物、虫
(花、ハチ、コアラなど)
⑥機械
(車、バイク、クレーンなど)
⑦その他
(銅像、イラスト、魔法使いなどの架空の存在など)
問題は選び方ですが、結論まずは①の人物写真から攻めて見ると良いと思います。
BtoCでもBtoBでも、対象となるのは購入する人もしくは担当者ですので、その人物の心情をバナーでメッセージとして伝えることが出来ればターゲットユーザーをLPにつれてくることが可能になります。
例えば、ターゲットユーザーが30代後半の女性であれば、写真素材も30代後半の女性を選びます。
また、人物写真を選ぶ理由のもう一つが、多くのマーケターは、経営陣や上司に施策の説明をしなくてはいけません。
初めて行うバナー広告の場合は、成果が出ていないため説明も難しいと思います。
人物写真であれば、説明がしやすいため社内的な合意も得られやすいはずです。
マーケティングというのは、地道なPDCAや施策検証の積み重ねが一番重要であり、
社内合意を獲得するための説明資料の作成に時間を掛けていては意味がありません。
まず最初の一歩は、最も手軽に実行出来るそんなものであるべきだと私は考えています。
ターゲットを惹き付けるテキストはどうするべきか?
多くのバナーでは、①サービス名(ロゴ) と ②CTAテキスト と ③キャッチコピー の3つで構成されていると思います。
サービス名(ロゴ)の入れ方
まずサービス名ですが、パット見てサービスの強みを補足で入れておくべきです。
例えば弊社のサービスロゴを入れるとすると、その近くに『定額で依頼し放題』と入れておくなどです。

このままだと伝わりにくいですよね。なので、下記のようにします。
↓

こうすることで、サービスの強み(訴求点)を伝えられるので、細かいところですが、やっておくことをおすすめします。
CTAテキストの入れ方
CTAテキストですが、入れなくても良いですが、入れるとするならクリックするハードルを下げた文言を入れると良いです。
例えば、
『会員登録をする』だとハードルが高くなってしまうので
『サービスを見る』や『詳しく見る』や『キャンペーン内容を見る』
といったよりクリックするハードルが下がる文言を入れてあげます。
バナー広告というのはクリック率が非常に低い広告です。
なぜなら、自発的にあなたの商品やサービスを探しているわけではなく、今興味のある記事や投稿を見ている時に、ふと目についた程度のものだからです。
リスティング広告のターゲットとは、1つか2つ、離れたところにいるターゲットに対し、多くを要求するようなことはしてはいけません。
例えるなら、初対面の人に絵画を買わないかと持ちかけているようなものですので、
まずはお友達になるところから始めていきましょう。
キャッチコピーの入れ方
キャッチコピーですが、ここはターゲットユーザーの心情を書いてあげるとよいでしょう。
コツはリスティング広告を2つの視点から深ぼっていきます。
リスティング広告で、CVRが高い広告文があると思いますが、
①その広告文がなぜ刺さったのか(心理)
と
②その広告文をクリックするに至った背景はなにか(事実)
です。
この2点を考えるとユーザー心理が見えてきます。
例えば、人材領域でこんな広告文が一番成果をあげていたとします。
『キャリア女性向けの非公開求人をあなたにだけご紹介』
この場合に、先程の2点を考えてみましょう。
①その広告文がなぜ刺さったのか
・自分がキャリア女性だと思っているため、自分に合ったものだと感じる
・非公開求人という希少な(=良い)仕事に出会えそう
・あなたにだけ紹介してくれるという特別感が、自尊心を満たした
②その広告文をクリックするに至った背景はなにか
・結婚、出産のタイミングで、今の会社の仕事レベルが下がった(評価が下がった)ことに不満を持っている
・結婚、出産のタイミングで、異動や配置換えがされ、自分の実力を活かせていない
・結婚、出産のタイミングで、時短勤務となり成果を出したいのに出せていない
こういった感じです。
②については、ユーザーヒアリングや、営業現場の声などを聞きながら
事実ベースでユーザーの背景を知ることが重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、リスティング広告をある程度完成させた方に向けて、バナー広告やディスプレイ広告を新たな集客チャネルにする方法をお伝えしました。
リスティング広告は自発的に検索をしている顕在顧客ですが、ごく少数であると言えます。
もしバナー広告を攻略することが出来れば、一気にあなたの会社の集客力が跳ね上がりますので、是非チャレンジしていただくと良いかと思います。
それではまた。
良いマーケターライフを!


